■片桐大智ってダレ?
第二AM研究開発部所属。「バーチャファイター5」ゲームディレクター。
バーチャファイターシリーズや「デイトナUSA」、「アウトトリガー」等色々なジャンルのゲーム調整を担当。
ゲームはジャンルを問わずどれも好きです。最近は「バーチャファイター5」や海外のとあるMMOをプレイしています。

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こんにちは。D.K.です。
「バーチャファイター5 R」の情報も少しずつ出てきている今日このごろ。
おかげさまで、VF5は稼動二周年を迎えて、『「VF5」二周年記念! 7大キャンペーン』と題したキャンペーンの期間中です。キャンペーンの内容については、この公式WEBページの「News」のページに詳細が載っていますので、ぜひチェックしてみてください。キャンペーンのひとつ、【VF5最終段位特殊称号付与キャンペーン】については、6月30日(月)深夜の時点でVF.NETに登録されている必要があります。気をつけてください。

さてさて、お知らせはこのくらいにして、今回も二代目エルさんに登場してもらって、話を進めていきましょう。

二代目エルさん「ということで登場した二代目です。早速だが今回はこの質問について話を進めていこうか」

Q:幻球システムが変更と聞きましたが、具体的にはどのように変わるのですか?

VF5Rで幻球システムを変えようという話になったきっかけには、幻球を揃えることでもらえるアイテム、いわゆる幻球アイテムの数がたくさん増えてきたことがあります。地道に集めてもらう類のアイテムですので、新規で始めようとするプレイヤーや、新しくキャラクターを増やそうとしたときに、幻球アイテムを1個ずつ集めていくのは、なかなか大変ですよね。
そもそも幻球アイテムは、そのキャラクターを極めた人だけが持っているような、レアな存在にしようという狙いから出発したものでした。しかし、幻球アイテムを含めて、アイテムを集めることを重視している方々が予想よりも大勢いた、というのが現状です。
あまりに敷居が高いのはよくないだろうという判断なのですが、VF5では幻球システムを途中で変更することができなかったので、今回のVF5Rがリリースされるタイミングでの変更になりました。

二代目エルさん「具体的にはどうなったんだ?」

んー、そこに触れるには、まずVF5Rでのアイテム獲得方法から話さなければならないのですが、ひとことで言うならば、プレイヤーの皆さんがプレイを続けていればほとんどのアイテムが手に入るようになる、ということでしょうか。

二代目エルさん「ナニッ!? ずいぶんと思い切った話だな」

そうですね。誤解をされてはいけないところですので、具体的に変更点を挙げてみます。
VF5では、争奪戦が発生したとき、勝者が賞品を獲得しますが、敗者には何もありませんでした。負けたときにもサービスマネーと呼ばれるファイトマネーは獲得できますので、何ももらえていないわけではないのですが、争奪戦用のアイテムに関して言えば、VF5では敗者がそのアイテムを手にすることは難しかったはずです。
文字通りの争奪戦ということで、そうした仕様になっていたのですが、勝者と敗者との間に、あまりに大きな差がつきすぎているのではないか? ということになり、システムを見直そうという話になってきました。
そこで登場したのが、今回の新しい幻球システムです。

二代目エルさん「やっと幻球の話が出てきたか。どういうシステムになるんだ?」

幻球の主な入手方法は争奪戦になります。勝者は勝者にふさわしい数の幻球をもらえて、また敗者も少量ではありますが、幻球を獲得できるようになります。これが基本になります。



二代目エルさん「幻球をかけて争奪戦を行い、勝者が多量、敗者が少量の幻球を獲得できるようになるんだな?」

そういうことですね。そうやって幻球を一定数集めれば、VFターミナルやVF.NETで使用してアイテムを獲得することができるようになるわけです。これに合わせて、現在おなじみの幻球盤は廃止します。幻球盤を手に入れて、幻球を7つ集めればアイテムが1個がもらえる、という従来のイメージとはだいぶ違うものになるということです。



また、1プレイ終わったときにも、現在のサービスマネーの代わりに「幻球のかけら」がもらえます。「幻球のかけら」は、一定数集めることで、幻球として使えるようになります。
一気に語ってしまいましたが、ここまで大丈夫でしょうか…



二代目エルさん「なるほどな。がんばってプレイし続けていれば、いつかはアイテムが手に入る、ってのはそういうことか」

さらにもうひとつ付け加えておくと、VF5Rではノーカードのプレイヤーを相手に試合をしても、幻球がもらえるチャンスがあります。その点も注目してほしいところですね。
ゲームシステムや調整も順調に進んでいますし、こうした改良の話もたくさんしていきたいのですが、それはまた次回ということにさせてください。

二代目エルさん「よーし、次回も早いトコ頼むぞ!」

VF5R、期待して待っていてください! それではまたお会いしましょう!
オーイェー!


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