こんにちは。D.K.です。
VF5FS REVISION 1が全国稼動開始なので、どこが変わったの？という情報をまとめてお伝えしたいと考えていました。
私が風邪で寝込んでしまっている間に米澤がまとめてくれていたようです。ありがとう。
ということで、今回も米澤に解説をお願いしたいと思います。
ではよろしく！

こんにちは。VF5FS開発チーム企画の米澤です。

本日10/21から、VF5FS REVISION 1 が全国稼動開始です。今回は、この REVISION 1 で変更が加わった箇所について、解説を行ないたいと思います。

個別の変更点に行く前に、まずは全体のコンセプトについてお話しさせてください。

今回は REVISION 1 の名前が示す通り、大幅な変更はなく、主に現在までに明らかになっている不具合の修正となっております。

ゲームバランスに関しては、これらの変更により若干の影響が出てしまう部分はあるものの、なるべく変えないようにしてあります。ですから現在までに刊行されている攻略本の内容や、攻略テクニックなどはほぼそのまま通用するかと思われます。

本格的なゲームバランスの調整に関しては、デリケートな部分であると認識していますので、時間をかけて慎重に行ないたいと考えています。ユーザーの皆様からは数多くのご意見をいただいておりますが、この部分に関してはもう少しお時間をください。

では、ここからは具体的な変更点について、解説を行ないます。具体的な対象の技などについては、変更点一覧をご確認ください。

■投げ抜けの判定処理を、一部変更しました
これはD.K.通信第75回で解説させていただきました、特定の状況に限り、複数の投げ抜けが入力できてしまう件の修正になります。

ここを変更することは、開発チーム内でも賛否両論あった部分ではあるのですが、ユーザーの皆様から多く要望をいただいたことなどもあり、やはり変更するべきだろう、という結論に達しました。

具体的には、投げモーションに付随する投げ抜け判定も、投げ抜けとしてカウントするように変更しました。これにより、例えば「を入力(のモーションを出す)したあと、投げで掴まれてからレバーをに追加入力」とした場合、以前はとの投げを両方抜けられていたのですが、REVISION 1 以降はのみを投げ抜けとして採用し、は2つ目の投げ抜けと判定され、無視されるようになります。

■しゃがみにヒットしたとき、硬化差が変化する技について、ヒット効果を統一しました
一部の技をしゃがみ状態にヒットさせたときに出る、やられモーションを変更しました。立ちとしゃがみで硬化差の異なる技をヒットさせた際、見た目が同じになってしまっていた件の修正になります。

こちらは見た目だけの変更になりますので、数値データに変更はありません。

この変更により、該当の技をしゃがみ状態にヒットさせると、相手キャラクターはのけぞるモーションが出るようになります。

▲該当の技をしゃがみ状態にヒットさせると、のけぞるモーションが出ます

■一部の半回転攻撃について、回転方向を修正しました
一部の半回転攻撃について、避けられる方向が見た目と異なっていた問題の修正になります。

ジャンの水虎撃槌((ガード時))など、ゲーム中に確認できないものも含まれていますが、データ的には正しくなかったため、修正してあります。

▲ベネッサのクイックバックナックル(オフェンシブスタイル中)は、見た目通りの方向に避けられるようになります

■一部技の、ディフェンシブムーブで攻撃が避けられるタイミングを変更しました
1回のコマンド入力で、2回の攻撃が出る技の一部について、攻撃の硬直時間中も、相手の避けが成功してしまうようになっていたのを修正しました。

■一部技の、バックダッシュにヒットさせた際のヒット効果を変更しました
VF5FSでは、相手のバックダッシュ中に打撃技をヒットさせた場合、カウンターヒットとして扱われるように変更されています。

しかし一部の技でこれがうまく機能しておらず、バックダッシュカウンターと、その他のカウンターで、ヒット効果が異なってしまっていた件の修正となります。

この変更により、バックダッシュに打撃技を当てた場合と、その他のカウンターのヒット効果が同一になります。

▲リオンの穿弓腿()は、バックダッシュに当ててもコンボが決められるようになります

説明ありがとう。
その他疑問点等ありましたら、メールをいただくか、TwitterのVF公式アカウントに質問していただければ答えられる範囲でお答えしていきたいと考えています。レスポンスの良さでいったらTwitterの方が良いでしょうか。詳しい説明が必要なものはD.K.通信でカバーしていきたいと考えています。

それではまたお会いしましょう。
オーイェー！